なまちゃろぐ

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【わたしと手帳の、ちょっといい話】自分を認められるようになった話

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こんにちは。なまちゃ(@namatea_bsc)です。

今日は、いつもとちょっと趣向が違う、読み物的な手帳のお話。

【わたしと手帳の、ちょっといい話】と題しまして、昨年1年間のわたしの生活と、それに寄り添ってくれた手帳のお話を書いてみました。ちょっとプライベートなことも書いていますが、もちろん実話ですよ。

※この記事は、2017年の頭に書いて、しばらく眠っていたものです。リライトして投稿します。

よかったら、ぜひお付き合いください。

辛い時期を支えてくれた手帳

ぼろぼろだった半年間

2016年上半期は、異動など環境の変化や、対人関係のストレス、失恋の引きずりなどで、結構ぼろぼろでした。

そういった辛いことを直視できなかったわたしは、テンションを上げることでなんとか乗り切ろうとしたのだけど、5月頃から息切れしてきちゃいました。

テンションをあげて活動しまくる(過活動)→疲れてぐったり の繰り返し。

平日は過活動し、明日が来てほしくないから夜ふかし、休日は寝て過ごすような生活で、やりたいことも、やらなければいけないこともなかなかできず、それによるストレスも少なからずあったように思います。

上半期の振り返り

7月の初めに、手帳を使って、2016年上半期の振り返りをしました。

参考:今年の抱負、覚えてますか? 3ヶ月レビューでふりかえりと軌道修正をしました - なまちゃろぐ

こんなぐだぐだな生活の中でも振り返りができたのは、ジブン手帳のバーチカルに少しでもログを残すようにしていたから。

忙しい時はなかなか手帳もかけないのですが、

  1. 睡眠時間

  2. ほめ日記

  3. よかったこと日記

この3つは、できるだけ書くようにしていました。ほんとに疲れてるときは睡眠時間だけでも!

そのおかげで、ジブン手帳を開くと、睡眠リズムが乱れているとはっきりわかりました。

振り返りをしてみて、下半期のテーマを「規則正しい生活をベースとして心身健康に、こころ穏やかに過ごしたい」としました。

わたしは生活リズムが乱れること自体がストレスのサインだし、生活リズムが乱れるとさらに不調となる悪循環に陥りやすいからです。

「こころ穏やかに」というのもポイント。テンションを上げて乗り切るのは終わりにしたかったのです。

忙殺されて、負のループにハマった3ヶ月

上述した下半期のテーマを立ててみたものの、9月までは仕事が忙しくて文字通り忙殺。

忙しいだけでなく、仕事がうまくいかない…。

「わたしってダメだなぁ」なんて思って、負のループにハマりこんでいました。

また、詳しくは書けないけど大きなストレスとなるできごとがあって、また過活動→ぐったりのループにはまったり、将来のことを考え始めてもやもやしたり…。今思い出しても、あの頃は結構しんどかったですね。

しんどいけれど、手帳と一緒に自分に向き合った

もやもやすること、つらい気持ちをなんとかしたくて、折に触れて自分に向き合っていきました。

自分に向き合うのって本当にしんどい。それをサポートしてくれたのが手帳だったんです。

状況の整理

例えば、今うまくいっていないことを書きだして整理してみる。

頭で考えているだけだともやもやと悪い方にばかり考えてしまうけれど、手帳に書き出すと、どこに問題があるのか、解決の糸口はどこにありそうなのかが、探しやすくなりました。

その結果、小さくてすぐにでもできることを試してみようという、少し前向きな気持ちになれたり。

マイナス思考とうまく付き合う

マイナス思考が頭に浮かんで苦しい時は、それを一旦全部書き出して、別の色のペンで反論を書き込んでみたり。

(例:「また失敗した。わたしはいつもダメだ←この前は成功したからいつもダメなわけではない。今回は失敗しただけ。次も失敗するとは限らない

すこーし気持ちが楽になりました。

手帳の癒し効果

わたしにとっては、お気に入りのインクで書き心地のよい万年筆を使うことが、癒しにもなりました。

また、少し余裕があるときは、音楽や映画を鑑賞した余韻に浸りながら、これまでのわたしや今感じていることを少し長めのスパンで振り返ってみました。

芸術の力を借りながら、過去の傷つきをゆっくり振り返ってみると、そこから今まで苦しみながらも前進してきたこと、自分自身が少しずつ変わってきたことに気づきました。そして、そんな素直な感想を手帳に綴りました。

これには、過去の傷ついた自分を癒して、今の自分を肯定する力があったんじゃないかなって、思っています。今でも時々読み返すと、「わたし、よくやってきたな」と素直に思えます。

自分を肯定する練習

もともと、「わたしってダメだ」と考えがちで、自分を肯定するのは苦手なわたし。

振り返りの中で自分を肯定できたのは、2014年から続けている「ほめ日記」のおかげだったかもしれません。

参考:1日1分のレビューで、いろどりのある毎日に - なまちゃろぐ

一言だけれど、自分をほめる言葉を書き続けていると、自分をほめることに抵抗がなくなっていきますし、少しずつほめるのが上手になってきました。

いろいろなことがうまくいき始めたラスト3ヶ月

ずーっとうまくいかず、つらかった9ヶ月。

ところが、9月末に仕事でよい評価をいただけて。

この頃から運が向いてきたのか、うまくやれることが増えてきたり、楽しいできごとが増えてきました。

本当に運みたいなものがあったのか、それとも、少しずつ自信を持てるようになったのがよかったのかな?

自分を認められるようになった1年間

2016年、特に9月末までは結構しんどい1年でした。

けれど、そのしんどい時期に自分としっかり向き合えたこと、合間にタームポイントとなるようなできごとがいくつかあって、自分の考えが少しずつ変わっていったこと…

わたしは今まで、自分自身を「ダメだダメだ」と認めることができなくて、好きになってあげることがあまりできなくて、だけど自分はやっぱり大事にしたいので、変に独りよがりになったり、自分で好きになれないから人に自分を好きになってもらうことで埋めようとしたりしていたと思うのですよね。

でも、そんなのうまくいくはずありません。

2016年はそれが少しずつ変わっていって、年末には自分のことを認められるように、好きでいられるようになっていました。これはわたしにとって、とても大きな変化でした。

また、自分のことを認められると、初めて周りのことがよく見えてきて。独りで頑張ってきたようでいて、周りの人にかなり支えられていたなと気づくことができました。

この振り返りを踏まえて、2017年をどんな年にしたいか考えました。もちろん手帳と一緒に!

参考:新年を迎えて手帳に書いたこと【年末年始と手帳・後編】 - なまちゃろぐ
参考:2017年のテーマは「楽しむ」こと。抱負や目標を公開します! - なまちゃろぐ

まとめ

2016年、とってもしんどかったけれど、手帳が支えになってくれました。

つらつら書いたのでまとめてみると…

  • 睡眠時間はできるだけ書くように→睡眠リズムを振り返られる

  • しんどいときは状況を書きだして整理→小さなできることから始めてみる

  • マイナス思考は全部書きだして反論を書き加えてみる

  • お気に入りのノートとペンで書くことの癒し効果

  • 芸術の力を借りながら、自分のことを振り返ってみる

  • ほめ日記は、自分を肯定する練習になる

手帳と一緒に、1年間こんなことをしていました。

もちろん手帳だけがよかったわけではないし、時間が解決してくれたり、運やタイミングもあったりするのですが、手帳が支えてくれた部分は大いにあったんじゃないかなと思っています。

***
【手帳とわたしのちょっといい話】いかがでしたか?

だいぶん自分の弱いところをさらけ出した感があって、少し恥ずかしいような、だけど誰かに聞いてほしいような気持ちで書きました。

よかったら、感想もらえると嬉しいです。

記事を読んでくださった皆様も、素敵な手帳ライフを!