なまちゃろぐ

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過去の手帳はどうしてる?手帳好き480人に聞いてみた

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こんにちは。なまちゃ(@namatea_bsc)です。

来年の手帳の販売が始まり、手帳好きが盛り上がる季節ですね。

ところで、手帳やノートをたくさん使われる方、手帳やノートの習慣が何年も続いている方は、当然たくさんの手帳やノートを使ってこられたことと思います。

過去の手帳やノートって、どうしてますか?

全部残してるの? いつまでどこまで? それとも処分しちゃう?

気になったので、Twitterで2つの質問をしました。

1つ目は、過去の手帳をどうしてるか

2つ目は、どんな情報をどうやって残しているか

皆さんにご協力いただき、とても参考になる結果が集まりましたのでご紹介します!

過去の手帳はどうしてる?

アンケートと結果

Twitterのアンケート機能を使いました。

 

482人の方に回答いただきました!ありがとうございました。

全部残している人が約半数、

一部残して一部処分する人と、一定期間経ったら処分する人を合わせると約半数という結果でした。

結果を受けて、新たな疑問…

わたしは、大学入学以降の手帳は全部残しています。なんとなく捨てられず…。

捨ててから後悔しないか?必要な情報があるんじゃないか?と気になってしまうんですよね。

上記アンケートで手帳を一部残して一部処分している人たちは、どんな情報を残しているのか?どうやって残しているのか?ということが気になりました。

手帳に残して役立ったものと残し方

そこで、新たにこちらのツイートでみなさんに聞いてみました。

こちらに関してもたくさんの方からリプライいただきました。ありがとうございました。

いただいたリプライをざっくりまとめて紹介させていただきます。 

毎年の行事ごと

残して役立った情報

・年賀状(何枚注文したか、誰に書いたか等)
・季節の行事(作った料理等)
・家族の誕生日(何をしたか、プレゼント等)
・帰省の記録(持ち物、お土産、親戚の名前等)
・梅仕事、干し柿など季節の仕事のこと(量、うまくいった点、失敗した点等)
・旅行や、毎年参加するイベントのこと(費用、持ち物、あったら良かったもの等)
・仕事のイベント関連(準備する時期や担当割り振り等) など

毎年の行事ごとについては、来年への申し送りとして残しておき、翌年に計画する際に役立つという意見が多かったです。

例えば、年賀状を毎年たくさん送る方は準備も大変だと思いますが、過去の記録があることで見通しが立てやすかったり、タスクが分解されていると取り掛かりやすくなる効果もあると思います。

仕事でも定期的にイベントごとがある場合、残しておくと次のイベント計画時に役立ちますね。「あれどうだったっけ?」と聞かれてすぐに答えられると仕事のパートナーとしても信頼できるなと感じます。

また、季節行事で作った料理、プレゼント、お土産などは、何年かログを残しておくと、うっかり昨年のとかぶっちゃった…を防止できたり、好評だったものをリピートできたりして便利だなと思いました。

残し方

・大きいフセンに書く
・ページを切り取ってマステで貼る
・専用ノートを作る
・日誌としてウィークリーに書き込む

フセンやマステを使えば、ページ内で目立たせるだけでなく、翌年に持ち越しやすいなと思いました。

ログを残したいものに関しては専用ノートや専用の日誌を作るのもいいですね。

日誌は、日付があること、また、ウィークリーを区切って内容ごとに書く場所を決めることで探しやすくなると教えてもらいました。

健康ログ・医療関係

残して役立った情報

・持病の症状記録
・メンタル面のログ
・主治医から言われたこと
・薬の説明書や使用感
・入院の記録
・花粉症対策
・体重ログ
・月経ログ など

特に持病をお持ちの方やよく病院にかかる方は、手帳に記録を残しておくことで医者に伝えやすくなり、また医者から言われたことを忘れないように書いておくことも役に立ちそうだと感じました。

また、仮に自分が病気などで意思疎通ができなくなった場合に、大事な情報をノートにまとめておいて、親族に代わりに伝えてもらうことも想定しているという意見もありました。

月経ログは体調管理の面だけでなく、旅行の計画に役立つという意見も。

残し方

・普段の手帳に残す
・専用ノートを作る
ジブン手帳LIFEに記録

健康関連は年をまたいで付き合っていくものなので、1年終わったら処分ではなく、ずっと残しておくというのも納得です。

探しやすさ、後から見易さを考えると別冊ノートに記録していくとよさそうですが、日々の暮らしと紐づけたほうが分かりやすい場合は普段使う手帳に残すのもいいかもしれません。

分からなくなると困るが頻繁に必要ではない情報

残して役立った情報

・過去の住所、親戚の住所や連絡先
・保険証や自動車保険の情報
・自分でIDを変更できないサイトのID
・学会の会員番号や資格の登録番号 など

こういう情報は、頻繁に必要でないぶん覚えられないので、どこか所定の場所に残しておくと安心ですね。

残し方

・メモに書いて今年の手帳にマステで貼る
・家置きシステム手帳に書いて保管

マステで貼ると来年も移行しやすくていいなと思います。

家置きシステム手帳に書くというのはわたしもやっています。三條凛花さんの『魔法の家事ノート』を参考にしています。

その他

残して役立った情報

その他としてまとめるにはあまりに強引かもしれませんが、まとめました。

・各種リスト(人生でやりたい100リスト、読書リスト等)
・各種メモ(仕事のメモ、アイディアメモ等)
・名言や好きな言葉、歌詞
・コーディネート記録
・誰といつ会ったか
・趣味の記録
・育児記録
・日々のできごと

リスト系は定番ですが、年をまたいで参照したい情報ですね。

コーディネート記録は、季節の変わり目に役に立つそうです。

誰といつ会ったかは話のネタになるとか。わたしも、久しぶりに会った友人とは大体「最後に会ったのいつだっけ?」と話すので、これはすごく分かるなと思いました。

残し方

・デジタルアナログ連携
・専用ノートを作る
・年間インデックスに書き込みシステム手帳に挟む

ScanSnapでスキャンしてEvernoteやDocumentsへ入れたり、WorkFlowでログをとったものを手帳に書き写すなど、いろいろなアイディアを教えてもらいました。

アイディア出しはアナログのほうが捗るけれど、後から検索するのにはデジタルのほうが適していたり、スマホのほうがとりやすいログがあったりと、上手に連携できるといいのかなと。

システム手帳リフィルをスキャンされている方からブログ記事を紹介してもらったのでこちらでもご紹介しますね。

ScanSnap+Dropbox+Documentsで手帳が未来志向のツールになった - 情報管理LOG

また、年間インデックスに関して、教えてもらったのはほぼ日の年間インデックス。ちょっとしたことを書くのにいいサイズ感ですよね。

おわりに

いただいたアイディアを全て紹介しきれませんでしたが、たくさんのご意見がとても参考になり、またとても刺激的でした。

アンケートやリプライにご協力いただき、本当にありがとうございました。

手帳に何を残すかというのは、手帳をどう使っているか、生活の中でどう役立っているかということにも関わっていて、わたし自身来年の手帳を考えるのにとても参考になりました。

何をどれだけどうやって残そうか? また考えたことをブログにも書きたいなと思っています。

それでは、また。